ユーカリの写真

今回はユーカリのアロマ(エッセンシャルオイル)の香りやおすすめのブレンドなどをお伝えします。
注意点や値段などもお伝えしているので、気になっている人は参考にしてくださいね。


執筆者:もか
Twitter→@moka_sutekinavi
アロマテラピーの敷居を下げたい。皆にアロマを楽しんでほしい。そんな想いで運営中。アロマテラピー検定(日本アロマ環境協会)の知識などを元に疑問に答えます。アロマディフューザー歴は10年以上。

ユーカリのアロマの香りは?

鼻が通るようなスーッとしたシャープな香り

ユーカリは、スッキリとしたシャープな香りで、鼻が通るようなシオネール特有のシャープな香りです。

少し薬品臭さのあるスーッとした抜けるような香りが特徴的。

他のアロマオイルの香りと比べてみる

ユーカリと相性のいいアロマブレンド

相性のいいブレンド

ラベンダー/ローズ/ローズマリー/ゼラニウム/ペパーミント/ティーツリーなど

ユーカリは、爽快でシャープな香りが特徴的なので、同じくスーッとした香りが特徴的なペパーミントやティーツリーとも相性が良い精油です。

また、少しマイルドな香りで楽しみたい時には、ローズ・ゼラニウム・ラベンダーなどのフローラル系統やハーバル系統の精油とのブレンドもおすすめ!

その中でも特に相性がいいアロマブレンド

ユーカリ ✕ ティーツリー

風邪やインフルエンザ対策におすすめ

ティーツリーは、ユーカリに似た染み渡るようなシャープな香りの精油で、ユーカリと同様に、抗菌、抗真菌、抗ウイルス作用がある精油!

そのため、風邪やインフルエンザ対策、花粉症や気管支炎対策としてもおすすめのブレンドです。

ユーカリ ✕ ペパーミント

ティーツリーブレンドよりスーッと感が少なめ

ペパーミントもユーカリと同様に、抗菌、抗真菌、抗ウイルス作用のある精油なので、ユーカリとは相性の良い精油!

こちらも、風邪やインフルエンザ対策、花粉症や気管支炎対策としてもおすすめのブレンドです。

辛さの中に少し甘さのある清涼感ある香りがペパーミントの精油の特徴なので、前述した「ユーカリ×ティーツリー」よりも「ユーカリ×ペパーミント」の方が、スーッとしすぎる香りが苦手な方には使いやすいと思います!

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ユーカリのアロマオイルの効果

こんな人におすすめ

・抗菌、抗真菌、抗ウイルス作用があるので、空気を殺菌、消毒したい時に。
・免疫力を高めたい時に。
・心理的に息が詰まりそうな苦しさを取り払いたい時に。

アロマを医療として使っている国では、こんな効果が認められていますよ。
↓↓↓

空気を殺菌、消毒

ユーカリには、シオネールという成分が豊富に含まれていることから、抗菌、抗真菌、抗ウイルス作用に優れています。

そのため、呼吸器系の疾患である気管支炎や風邪などで咳が出ている時にも使用されることの多い精油です。

免疫力を高めて風邪を予防

また、ユーカリに含まれるシオネールという成分には、免疫細胞の働きを強め、免疫機能を刺激するとも言われており、実際に風邪やインフルエンザの初期に使用すると回復が早まったという事例もあります!

その他にも、ユーカリには、鎮痛、抗痙攣作用があるので、リウマチや神経痛、打撲や肩こりにも用いられることがありますよ。

ユーカリのアロマのよくある質問

ユーカリのアロマは無印良品で取り扱ってる?

ユーカリの精油は、無印良品でも取り扱いがあります。

子供や赤ちゃんがいても使える?

ユーカリの精油は刺激が強いので、乳幼児への使用は避けて下さい!

花粉症の時に良いって聞いたんだけど

ユーカリは、鼻が通るようなスーッとした香りの精油なので、花粉症で鼻が詰まった時にもおすすめです。

ユーカリのアロマの注意点

ユーカリは、妊娠初期から後期の全期に渡り、使用を避けて下さい!

ユーカリは妊娠全期に渡り使用禁止ですが、妊娠初期は大体の精油が使用禁止とされています。

妊娠5か月程度までは、ホルモンバランスなども安定しづらく、とてもデリケートな時期なので、妊娠初期の使用は禁忌とされています。

妊娠中の使用がOKな精油でも、妊娠中は芳香をメインに楽しむようにするのがベスト◎

また、ユーカリは刺激が強い精油なので、高濃度で使用すると皮膚刺激を感じることがあるため、特に敏感肌の方は注意が必要です!

乳幼児への使用も避けて下さい。

もっとユーカリのことを知りたい↓↓↓

ユーカリのアロマの歴史

ユーカリは、そのほとんどがオーストラリアに生息するフトモモ科の常緑樹で、その種類は1000種類以上に渡ります。

その葉や樹皮には薬効があることが古くから知られており、オーストラリアの先住民であるアボリジニは、傷や疾病の治療などに幅広く用いていました。

ユーカリの精油の種類はとても多いですが、その中でも精油として抽出できる精油は、限られています。

主に市場に出回っているもので有名なユーカリの精油は、3種類で、「ユーカリ・グロブルス」「ユーカリ・ラディアータ」「ユーカリ・シトリオドラ」があります。

この中でも特に有名なのが、今回ご紹介させて頂いた「ユーカリ・グロブルス」です!

「ユーカリ・グロブルス」は、シオネール成分に由来するスーッとしたシャープな香りが特徴的で、刺激が強いため妊娠中や乳幼児への使用は禁止されています。

ですが、「ユーカリ・ラディアータ」は、妊娠中でも中期・後期の使用が可能ですし、乳幼児にも使用することができます!

また、「ユーカリ・シトリオドラ」は、レモンのような香りが特徴的で、他のユーカリ精油よりもリラックス効果が高いと言われています。

ユーカリのアロマの抽出製法

葉の部位から抽出されるユーカリは、釜に植物を入れ、水蒸気の熱で精油を取り出す、水蒸気蒸留法という製法で抽出されます。

ユーカリのアロマの基本情報

科目フトモモ科
系統グリーン
ノートトップ
粘性低い

科目とは

植物の種類を分類したもの。

精油の科目によって、どんな種類の植物から抽出されたか分かります。

系統とは

精油の香りの種類を分類したもの。

系統には「ハーバル系」「シトラス系」「フローラル系」「オリエンタル系」「バルサム系」「スパイス系」「グリーン系」と主に7種類があり、香りの系統によって相性が良いものとそうでないものがあります。

ノートとは

精油が空気中に蒸発する時には時間差があり、揮発性が高い精油ほど最初に香ります。

最初に揮発する香りをトップノート、中間の香りをミドルノート、最後に揮発する香りがラストノートです。

粘性とは

精油の液には、粘り気のあるものとサラサラとしたものがあります。

精油の液の状態を区別するのが、粘性です。

価格と相場(生活の木を基準)

ユーカリの写真

生活の木 3mlのユーカリの精油価格は、660円です。

他の同じ内容量の精油が平均1000円以内であることと比較しても、購入しやすいお値段になっています。

ユーカリは、薬効作用の高い精油なので1本持っていて損はない精油だと思います。

風邪や花粉症、インフルエンザ対策以外にも、お掃除や虫よけにも使用できる精油なので、オールシーズン役立つ精油としておすすめですよ!

ユーカリのアロマオイルを見る

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